中学生の家庭教師のアルバイトをすることになったのですが、全教科を教えなくてはなりません。どんなふうに時間配分すればいいでしょうか。

中学生の全教科を教える場合はどうする? 「得意科目」「苦手科目」「どちらでもない科目」の時間配分のおすすめ例

全教科教える場合、すべての科目の授業時間を均等に振り分けて教えるという方法もあります。しかし、そのように単純に均等割りにすると、生徒の成績が思ったように伸びないことが少なくありません。

得意教科を伸ばし、苦手な教科を克服することが、全教科教える際のポイントとなります。そのためにはどうしたらいいのか、紹介しましょう。

和やかな雰囲気の男性家庭教師と二人の女の子の生徒

抄録→東京の家庭教師 http://www.benkyo.co.jp/area/tokyo/shinjuku.html

得意な教科と苦手な教科をリサーチする

まず、やるべきなのは、生徒の得意教科と苦手教科を把握することです。そのための方法は2つあります。1つは生徒自身と親にヒヤリングするという方法。

本人だけに聞いたのでは、「嫌いではないけれど成績の良くない教科」を「苦手な教科」として認識していない可能性もあります。

より客観的な親の評価も必ず聞くようにしましょう。成績表などを見せてもらうことができれば、それがベストです。もう1つは、各教科のミニテストを行うという方法。

自分でミニテストを作って、生徒にやらせてみるのです。

「得意科目」「苦手科目」「どちらでもない科目」それぞれの時間配分を考える

そのようにして、得意科目と苦手科目がわかったら、あとは、授業時間の配分を考えるといいでしょう。たとえば、週の授業時間の合計が「10」だとします。

そして、その生徒の得意科目が英語、苦手が数学と理科、国語と社会はどちらでもないとしましょう。最も力を入れて教えるべきなのが、苦手科目の数学と理科であることは言うまでもありません。

しかし、そればかりやっていては、生徒のやる気がそがれてしまうリスクがありますし、全教科教えるという前提が崩れてしまいます。

ですから、このケースでは、授業時間の合計が「10」であるなら、「苦手な数学と理科で5割、どちらでもない国語と社会で3割、得意な英語は2割」というような時間配分がおすすめです。

ポイントは、得意科目に割く時間を比較的多めにすることです。

「毎回、最初に得意科目を少しやってやる気を出させる」というやり方

おすすめしたいのは、毎回の授業の冒頭で、必ず得意科目をやるというという方法です。英語が得意な生徒であるなら、最初に毎回英語のミニテストをやらせてみてはどうでしょうか。

得意科目なのですから、生徒はやる気を出すはずです。その後で、ほかの教科を教えることによって、勉強に対する生徒の熱意を高めることができるに違いありません。

得意教科を伸ばすことによって、全体の成績の底上げをするという効果もあるのです。