ネステナーとはどんなものですか

荷物の管理運搬に変化をもたらすネステナー

ネステナーとはポータブルラックの機能を持ったスチールパレットのことです。保管時には入れ子式に組み込んでおけるため、限られたスペースを有効かつ合理的に活用することができ、その形が鳥の巣に似ていることから、ネステナー(鳥の巣)と呼ばれ、組み込み保管のことを「ネスティング」ともいっています。

ネステナーの特徴はまず3~4段の積み重ねが可能なため、倉庫内のスペースを有効に活用することができることにあります。このため、一般的な固定棚や自動倉庫では不可能なレイアウトの変更も自由にできます。

一方、不要時にはネスティングしておけばスペースは約4分の1程度になり、配達の戻り費用も約5分の1に削減可能です。そして、万が一地震が発生した場合にも他製品と比較した場合、オールスチールで全溶接加工が施され、荷重の四方分散化が図られているため、破損や倒壊、商品の落下も少なく高い耐震性と耐荷性を誇っています。

この安全性は、厚生労働省産業安全研究所による最新の「振動試験」や「強度試験」のデータによっても証明されています。また、通常のパレットで3~4段の積み重ねを行う場合には4点に目をくばる必要がありますがネステナーならレールオンレール方式によって、1点を合わせるだけで用意に積み重ねが可能です。

これによって、荷物の積み込みをスムーズにすることが可能になります。このほかフォークリフトの運転者にとっては時間短縮ばかりでなく、安全性を高め、荷崩を減らし、商品が一目瞭然で、ネステナーごとトラックから倉庫に保管できるなどのメリットがあります。

さらに、ネステナーは耐久性が非常に高く、メンテナンスが不要です。また、施工費用がかからず、直接荷物を積めるので、木製パレットも必要なく、円形、棒状、袋状など、荷物の形状を問わず、効率的に収納が可能です。

このため、パレットを使用した収納や荷物を直接積み重ねる場合と比較すると破損や痛みが少なく、結果としてコストの削減も実現します。